Taste of Achar

ボリウッド映画とインド生活時の忘備録。。。

-Paheli /पहेली (2005)-

Bollywood No.052

Paheli (2005)

ちょっと古い2005年の作品。

しまってあったDVDを引っ張り出して鑑賞。

ラジャスターンにある民話を元に書いた小説が原案。

インドを知る方々にとってラジャスターンという言葉はロマンを与えるワード。

民族衣装、ハーヴェリー、砂漠、音楽家など全てがアメージングなのです。。

自分も最初のインド滞在で2か月近くラジャスターンに滞在しましたが、その民族文化に居心地の良さを感じました。

以降、インドに住んでいても再訪することはありませんでしたが生きているうちにもう一度訪れたい土地の一つです。

そんなラジャスターンを舞台にしたファンタジー風の作品。

SRKとRani Mukerji共演、当時のRaniは絶頂期!!

 

テキトーに解説

Lachchi(Rani Mukerji)はNawalgarhの商人の跡取り息子Kishan(SRK)へ嫁いでいた。しかしKishanは結婚したにも関わらず、翌日に商売の為5年間の予定でLachchiから離れてしまう。

嫁ぎ先の家族はやさしいが悲しみに暮れるLachchi......

そんな時、バオリ(階段井戸)で美しいLachchiを見かけた幽霊が一目ぼれ!

Lachchiの周辺を調査しKishanに化けて家族に入り込む、喜ぶLachchiですがKishanの変わりようがおかしい。

 

ストーリーの途中、幽霊は自分がKishanではないことをLachchiに打ち明けますが、幽霊Kishanの優しさにこのまま生活することを選びます。

そんなことを知らない本物のKishanは、商売先で一応実家に向けて手紙なんかをだしているのですが、手紙の配達人(Rajpal Yadav)に拗ねられてしまい手紙が届かなくなる。

 

何の疑いもなくLachchiと生活を続ける幽霊。

ある日、村の伝統ラクダレースが開催される。

Kishanの家族はこのレースで負けたことにより叔父のSunder(Sunil Shetty)が失踪してしまい、それ以来レースに参加していなかった。しかし今年はKishan(幽霊)の提案で参加することに。。。

しかしKishan(幽霊)は自分のラクダが負けそうになったところで魔法を使い勝たせてしまう、それを見たLachchiは今後人前で決して魔法を使ってはいけない!とKishan(幽霊)に約束をさせる。

LachchiとKishan(幽霊)の生活が続くといつしかLachchiは妊娠していた、理屈はわからないがとにかく幽霊の子どもを身籠るのです。

そんな時、本物のKishanが帰ってくるのですが、そこで幽霊とはちあわせ!

どちらも自分が本物Kishanであると訴えるも誰にも判別がつかない。。最終的にはマハラジャに判断してもらおうと一同は宮殿へ!

その途中、一人の羊飼い(Amitabh Bachchan)に遭遇、事情を話すと羊飼いが本物を判定してあげようとなるのです。

幾つかの質問をした後に羊飼いは腰から水入れを取り出し「この袋に入れた方が本物のKishanだ!」と問う。

当然本物は入れないわけですが、幽霊は葛藤の末に禁止されていた魔法を使って水入れに入ってしまうのです。すかさず羊飼いは水入れを閉じて中に入れなくします。

 

その夜、幽霊を失って嘆くLachchiの元にKishanが慰めにやってくるのですが、そのKishanは幽霊だったのです!

これでハッピーエンドとなるのですが、本物のKishanはどこへ?

幽霊の魔法で水入れに入れられてしまったのか????

Cast 

Shah Rukh Khan as Kishan / the ghost

ダブルロールですが別人の役ではないのでさほど難しくはないのか?

それでも幽霊と本物の違いが微妙に感じ取ることができ、流石SRKでしたね。

特に気合を入れるような役柄ではありませんでしたが、ラジャスターンの衣装を纏い口ひげを蓄えたSRKはなかなか斬新でしたね。

この人は良くも悪くも作品の雰囲気をつくるのが本当に巧い!

2023年はSRKイヤーになり、興行収入の上位に出演作品が並びます。

今後はアクション映画への出演は減るはずなので演技で見せてほしいですね。

 

Rani Mukerji as Lachchi

ベンガル人であるRaniですが、ラジャスタンの衣装で飾るとその土地の人に見えてしまいます。

2005年と言えばRaniのピーク期でありカワイイ盛り!

本作でも悲運の嫁で始まり最後は不倫相手(幽霊)と子供もつくり成就してます。

Raniのテンションは悲しいときもうれしいときも演技に差がなくあまりいい評価はできません。同年のBlack(2005)で集中力を使い果たしてしまったのか?

しかし挿入歌でのダンスシーンは一級品!

プロのダンサー陣をバックにしても全く引けをとりませんでした。

 

その他、

Amitabh Bachchan

Anupam Kher

Rajpal Yadav

Juhi Chawla

Suniel Shetty

など一線級の役者が出演してますが、ほぼ特別出演に近い役でした。

Naseeruddin Shah
Ratna Pathak Shah

の夫婦に至ってはナレーションのみで顔すら出てきません。

 

Music Scene

Kangna Re


www.youtube.com

いかにもラジャスタンといったフォーク調の曲。

小柄なRaniが自分より大きなバックダンサーを従えて優雅に踊ります。

まとめ 

ラジャスタンのおとぎ話を映画化した作品ですが、素材が巧く活かされてませんでした。ラジャスタンという強力なロケーションがあるのだからもう少し気合を入れて作ってほしかった!

キャスティングを見るとオールスターキャストと言ってもいいレベルですが、うまく使われてませんでしたね。

同じくラジャスタンを舞台としたこの作品👇と同レベルか?

achar.pssamphran.com